婚約指輪って必要?

婚約指輪って必要? - 彼女の本音と彼の真心 –
婚約指輪を無しにした理由とその後
人生の大イベントの一つに数えらる「結婚」。その結婚を約束したカップル間で、婚約の証として男性から女性に贈られるのが「婚約指輪」ですね。以前はご婚約となればこの婚約指輪が必須でした。
しかし、近年では型に嵌らない自分達なりの結婚をと考えるカップルも増えているようです。また、婚約・結婚の際の諸事情というのはそのカップルごとで異なるものです。ある調査によれば、結婚するカップルの約7割が婚約の際に記念品(内9割近くが婚約指輪)を用意したとされ、約3割は婚約指輪に代表される婚約の記念品を特別用意しませんでした。
何らかの理由で婚約指輪を用意しなかったカップルが3割程度いる訳ですが、果たして後悔は全くないのでしょうか。先ほどの調査で見られた回答の中からいくつか挙げてみましょう。
”その時はお金がもったいないと思い婚約指輪を無しにしたが、当然ながら結婚後の大きな買い物といえば「自分のため」でなく家族のためばかり。自分のために上質な物を一つ購入しておくのに婚約指輪は良いチャンスだったと気が付いた。”
”当時は婚約指輪に特に意味を見い出せなかったが、記念日など特別な日に身に着けられるような指輪があればなぁと思うようになった。出席した結婚式や子の入学式で他の女性が素敵な指輪をしているのを見ると正直羨ましい。”
”彼女にそんなに身に着けるものではないからと言われ贈らなかったが、やはり二人の大事な記念として形のある婚約指輪を用意すればよかった。”
各々の理由で婚約指輪を無しとしたカップルでも、「やっぱりあの時…」と後悔しているケースも少なくないようです。婚約指輪は果たして必要だろうかと考える場合は、先々の事もよくよく考える必要がありそうですね。
普通の家庭であれば、高価な指輪をプレゼントする/してもらうチャンスは一生の中で結婚というイベント以外もうほとんどないかもしれません。婚約指輪のような上質な指輪は、特別な日に素敵な華を添えます。また最近は、婚約指輪と結婚指輪を重ね付けした際に素敵に見えるようデザインされたセットリングも多く見られます。普段使い出来るようなデザインの婚約指輪も近年増えていますし、婚約指輪にはどういった選択肢があるのかをよく調べてみてから記念の指輪を用意するかどうか決めるのもよいのではないでしょうか。
もしも彼女が「婚約指輪はいらない」と言ったら…
実は近年、女性の側から「婚約指輪は不要」と男性側に伝えるケースが増えているそうです。前述の婚約指輪を無しにしたことを後悔している方の例を見ても、女性の側が「いらない」とした様子が伺えますね。総じて「婚約指輪にそこまでの必要性を感じなかった」ことが理由のようですが、でもその裏には「身に着ける頻度が少ない婚約指輪にお金をかけるのは申し訳ない、これからの2人のためにそのお金を使った方がよい」といった女性の「気配り」「遠慮の気持ち」も隠れていそうです。婚約指輪は決して安い買い物ではなく、経済状況をしっかりと考える必要があるで、「高価なものを買わせたら申し訳ない」という慎んだ心遣いを見せる女性も多いのですね。
ですがこういった女性でも、やはり気持ちのこもった指輪を贈られたら嬉しいと感じる方が大半です。大きさや値段に関係なく、彼から大切に想われていると確認できる形あるものというのは、女性をとっても安心させてくれます。男性だって大切な彼女が喜んでくれたら嬉しいでしょうし、後々彼女に「やっぱり買ってもらえばよかった」という気持ちを持って欲しくはないでしょう。
ここで一つ、あるブライダル調査機関によって行われたとされる、ある夫婦関係調査の結果を紹介しておきましょう。“離婚経験のある独身者”の「結婚時の儀式」は“有配偶者”のそれと比較して何が大きく違ったか?大きな違い1位は“挙式・披露宴自体なし”、2位は“婚約指輪なし”だったのです(離婚経験者で挙式・披露宴、婚約指輪がなかった割合が、有配偶者のその割合より多い)。これは、「お金のことを考えて婚約指輪は無し」と一見現実的と思える決断をしたのにかかわらず、それとは裏腹に婚約指輪を贈らなかったカップルは離婚率が高くなる、という驚きのデータなのです。挙式や婚約指輪を贈ったりは確かにお金のかかることですが、結婚という一大イベントにおいてきちんと段取りを踏むことに手を抜いてしまうと…ということがデータで示された形ですね。
単に指輪という「物」を贈るのではなく、相手に永遠の愛を伝えることのできる婚約指輪。もしも女性側から「婚約指輪はいらない」と言われたとしても、この機会にお互いの価値観についてより理解を深め、二人にとって納得のいく結論を出したいものですね。
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