婚約指輪、結婚指輪の素材選び1|プラチナ編
婚約指輪や結婚指輪に使われる、定番の素材といえばプラチナです。
実際に婚約指輪や結婚指輪の80%以上はプラチナのリングが選ばれているというデータもあります。
プラチナが放つ白い光沢は、ダイヤモンドなどのストーンをより美しく引き立ててくれます。
プラチナは他の金属に比べると、しなやかで柔らかいというのが特徴です。
このため加工がしやすくデザインが豊富で、ストレートだけでなく、波を打つデザインのウェーブ、くぼみをつけて指を長く見せてくれるV字などさまざまなリングの形状があります。
さらに、幅の広さで印象を変えることのできる平打、カーブを描き指になじみやすい甲丸、光沢が美しい逆甲丸といった形状もあります。また、ミル打ちや彫りで個性を加えることも可能です。
ですので、自身の手や指に合わせて、似合うリングを見つやすいのが、プラチナの良さと言えるでしょう。
くわえて、プラチナは変色、変質しにくい素材でもあります。プラチナは安定している物質で、酸に対して高い腐食性を保持しています。
このため、汗や皮脂がついても変色を起こしません。日常肌に身につける指輪やアクセサリーの素材として、最適な素材だと言えます。
また、プラチナは産出量が少なく希少性の高い鉱物です。
このためプラチナを素材に使用した指輪は価格が高く、財産としての意味も持っています。