知っておきたい!男性が結婚指輪を選ぶ時のポイントは?【静岡市】

結婚指輪を購入する際「何を基準に選べば良いか分からない」と困ってしまう男性も多いのではないでしょうか。普段からアクセサリーや指輪になじみのない場合には、当然のことです。
また普段からアクセサリーを身につける男性でも、結婚指輪となると選ぶポイントがわからなく難しく感じてしまう方もいるでしょう。
この先何十年と身につける大切な結婚指輪です。女性任せにせず、自分も気に入った指輪を購入することが大切です。ここでは、男性の指輪選びのポイントについて紹介していきます。
素材の強度
結婚指輪や婚約指輪の素材として人気があるのはプラチナやゴールドです。どちらも変色や変質に強く、アレルギーも起こりにくい金属のため、長く身につける指輪に向いています。男性が結婚指輪の素材を選ぶ際は、生活スタイルに合った強度にも注目をしましょう。
■プラチナ
プラチナは「ゼクシィ 結婚トレンド調査2018」によると、男性結婚指輪の81%で選ばれている定番素材です。希少価値も高く、白く輝く見た目は、シーンや仕事内容を選ばず着用できます。しかし、硬い金属と思われがちですが、実は純プラチナは柔らかい金属です。
そのため、指輪にプラチナを用いる際は、他の金属を混ぜて強度を上げます。重いものを持つなど、力仕事をする職業の人は、プラチナ素材を選ぶ場合は純度90%程の硬度の高いものがおススメです。
■ゴールド
ゴールドもプラチナ同様に、純度が高いものは硬度が低いので、他の金属を混ぜ強度を上げたものが安心です。ゴールドは日本人の肌色になじみが良いですが、少しカジュアルな印象を与えるため、ビジネスシーンでの着用は注意が必要です。
また、ゴールドは混ぜる金属の種類や割合によって、イエローゴールドやホワイトゴールド、ピンクゴールドなどに分けられます。イエローゴールドは純度が高い傾向にあるので、強度を考えるとそれ以外を選ぶ方が良いでしょう。
■その他の素材
これまでの定番素材はプラチナやゴールドですが、近年人気の高まっている素材もあります。チタンやジルコニウムです。どちらも非常に頑丈で、アレルギーの心配も少なく、軽い金属のため違和感なく着用できます。
プラチナやゴールド自体はアレルギーを起こしにくい素材ですが、混ぜた金属がアレルギーの原因になることがあります。チタンやジルコニウムは、割金を使う必要がありませんが、サイズ直しができないというデメリットもあります。
サイズ
男性の結婚指輪のサイズは、13号から18号が平均です。男性の指の太さは身長や体格に左右されないと言われており、指輪になじみのない人も多く、サイズを選ぶのは想像以上に難しいものです。
男性特有の失敗として最も多いのが、抜けなくなることや、締め付けを気にして大きめのサイズを選んでしまうことです。大きすぎて着用しなくなってしまったり、紛失の原因になったりします。
専門店では、リングゲージを使い正確に指のサイズを測ってくれます。一般的には第二関節をギリギリ通るくらいが良いとされていますが、指の形や関節の太さによっても、しっくりくるサイズは変わってきます。
また、着用シーンも考慮することが大切です。常につけっぱなしにする人はピッタリのサイズを、つけ外しをする人は、手を振っても外れない程度に大きめのものを選ぶと、ストレスも少ないでしょう。
そして、どんなに念入りに選んでも、長く身につけている内にサイズが合わなくなることもあります。アフターサービスの有無や、サイズ直し可能な素材やデザインであるかを確認しておくことも大切です。
つけ心地
指輪になじみのない男性には、つけ心地も重要なポイントです。デザインの好みやサイズが合っていても、つけ心地が悪いと感じるとだんだん身につけなくなってしまいます。つけ心地は指輪の幅や厚み、角の形状が大きく影響します。
角の形状は大きく分けて、角のエッジが立った「平打ち」と、表面がカーブを描いている「甲丸」の二つがあります。甲丸は角がない分、隣り合った中指と小指への当たりも柔らく、着用時の違和感が少ない形状です。
平打ちはすっきりとした見た目で、スタイリッシュな印象を与えるため男性に人気があります。隣り合った指との当たりは甲丸の方が気になりませんが、薬指自体のつけ心地は「内甲丸」という、内側の角を落とした仕上げがおススメです。
内甲丸は薬指に接するが面も少ないため着用感も薄く、指輪のつけ外しもスムーズです。指輪に抵抗のある男性は、ぜひ内甲丸仕上げを試してみてください。
デザイン
男性の結婚指輪はシンプルなデザインを選ぶ人が多いですが、シンプルな中にも個性を表現できるポイントはいくつかあります。ビジネスシーンなどで与える印象も考慮して選ぶようにしましょう。
■ライン
男性に最も選ばれているライン(形)は「ストレートライン」です。アームが真っ直ぐで、シンプルな王道のデザインですが、幅や角の形状、素材などで印象を変えることもできます。
どんな指の形にもなじみやすく、着用シーンも選ばないので、男性にも身につけやすいと人気のラインです。男性らしさを演出したい人や、堅実な印象を与えたい職業の人などは、ストレートラインを選ぶと良いでしょう。
そして男性にも意外と選ばれているのが「ウェーブライン」です。特にアルファベットの「S字」のように緩いカーブを描いたデザインが人気です。指を長く見せる効果があり、指当たりも良いラインです。
男性が身につけると、少し柔らかい印象を与えることができます。ストレートでは物足りないと感じる人や、スーツ着用でありながらある程度自由度の高い職場の人などにおススメです。
■幅
男性の結婚指輪のアーム幅は、3mm~3.5mmが平均と言われています。アーム幅の選ぶポイントは、手の大きさに似合う存在感と、力仕事に耐えうる強度を考えると良いでしょう。
幅が太いほど頑丈で、存在感がありますが、その分着用感も大きくなります。細い指や手の小さい人で、手に負荷のかかる機会がないようであれば、軽い着用感を重視するのも一つです。
「太めの指輪を選びたいけど、重さが気になる」という人は、チタンやジルコニウム素材を選ぶというのも手です。プラチナの3分の1以下の重量で、強度も優れており、着用感も軽減できるでしょう。
■装飾
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2018」によると、女性の約7割が宝石を飾ったデザインを選んでいますが、男性で宝石を飾ったというのは、全体の30%以下となっています。
男女ともにシンプルなデザインが好まれる結婚指輪ですが、男性でもダイヤモンドなどの宝石を飾る人もいるのです。ビジネスシーンで目立たないように、内側に宝石を飾るという方法もあります。
また、指輪の縁に細かい粒を打ち込む「ミル打ち」を施すと、シンプルながらアクセントをつけられますし、表面の仕上げをつや消しに加工するのも男性に人気です。
まとめ
男性は特にビジネスシーンで人目に触れる機会が多いので、好みのデザインだけでなく、社会的に自分をどのように演出したいかということも大きなポイントになってきます。
常に身につけるかどうかでサイズ選びも変わりますし、仕事内容によって素材の強度やアームの幅も考える必要があります。自分の生活スタイルにあった指輪を選んでください。
そしてなにより、結婚指輪選びは夫婦の大切なイベントです。この先の夫婦生活を円滑にするためにも、女性任せにせず、ふたりでたくさん悩んで購入してください。