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地域によって変わる!結納返しに必要なものとは?【静岡市】

地域によって変わる!結納返しに必要なものとは?

結納返しとは、その名の通り結納に対するお返しのことです。

結納では、「婚約を両家の間で正式に確認する儀式」として、まず男性側から女性側へ結納品と結納金を贈ります。一方の結納返しは、女性側から男性側に結納品と結納金を送ります。これは、結納で男性側からもらった贈り物に対するお礼の意が込められています。

結納には地域性があり、どの地域で結納をするかによって結納返しの結納品と結納金が異なります。

そのため「結納返しに必要なものって何?」と疑問に思い迷っている方もいるかと思います。

そこで今回は、結納と結納返しの地域性に触れつつ、どんなものを用意すれば良いのか解説していきます。

結納返しは地域によって異なる?

結納には「関東式」「関西式」の2種類があり、結納返しも同様に「関東式」「関西式」があります。基本的には両家の実家の所在地に合わせて関東式か関西式かを選びます。実家の所在が関西と関東に分かれている場合は話し合ってすり合わせる必要があります。

■「関東式」における結納返しとは

関東式の結納は、北海道、東北地方、関東地方、新潟県、静岡県、沖縄県などで行われています。

関東式の結納では、「男性と女性は対等である」というスタンスをとっているのが特徴です。このため、結納返しも男性側に贈られたものと対になるようにして結納品や結納金を贈り返すのが基本です。

■「関西式」における結納返しとは

関西式の結納は、関西地方、静岡を除いた東海地方、新潟を除いた北陸地方、中部地方、中国・四国地方、九州地方で行われています。

関東式の結納に比べると、関西式は「男性優位」であり、結納品や結納金は「男性が女性に贈ってあげる(男性が多く負担してあげる)」という形式を取られることが多いです。

このため、結納返しは不要か、かなり控えめで良いとされています。

関東式の結納返しは何を贈れば良い?

関東式の結納返しは、結納で贈られたものと殆ど同様のものを返します。

■結納返しで贈るもの

結納返しで贈るものは9種類です。

具体的には、「目録」「熨斗(のし)」「子生婦(こんぶ)」「寿留女(するめ)」「勝男節(かつおぶし)」「友白髪(ともしらが)」「末広(すえひろ)」「家内喜多留(やなぎだる)」「御袴料(おんはかまりょう)」となっています。

中でも「家内喜多留(やなぎだる)」「御袴料(おんはかまりょう)」はお金に関するもので、前者は食事代、後者は洋服代にあたります。

結納や結納返しで呼ばれる「結納金」というのは、一般的に洋服代のことを指します。結納返しにおいては、「御袴料」が結納金ということになります。

■結納金は半返しが原則

関東式の結納返しでは結納で贈られた品物と対にして返すのが原則ですが、結納金だけは贈られた額の半額程度を「御袴料」として返します。これを「半返し」と呼びます。

例えば結納で男性側から100万円を贈られたとしたら、女性側は50万円を返すことになります。

地域によって変わる!結納返しに必要なものとは?

関西式の結納返しは、かなり簡略化されているのが特徴です。

■結納返しで贈るもの

結納返しで贈るものは5種類です。

具体的には「熨斗」「末広」「肴料」「酒料」「御袴料」となります。

このうち「肴料」「酒料」「御袴料」がお金に関するもので、「肴料」「酒料」は食事代、「御袴料」は洋服代にあたります。

関東式と同様、関西式でも結納金は「御袴料」を指します。

■結納金は1割程度か不要である

関西式の結納金は1割程度か不要であるとされています。

例えば男性側から100万円をもらっても多くて10万円程度で良いということです。関東式に比べると大きな差があることがわかりますね。

より簡略化された結納返しもある!?

結納返しには関東式と関西式がありますが、実はより簡略化された結納返しというのも存在します。「熨斗」「末広」「御袴料(結納金)」の3点だけを贈るというものです。

これは、日本人の生活スタイルが変化して、結納や結納返しをなるべく簡単に手短に済ませたいというニーズが高まったことで生まれました。

御袴料をいくら包むかということについては、結納が関東式と関西式のどちらで行われたかによって異なります。

結納返しで結納金(御袴料)を贈る際に注意したいこと

結納返しで結納金を贈る際には、いくつか注意したいことがあります。

■結納で贈られる結納金を結納前に把握しておく

結納返しにおける結納金には相場はなく、結納でいくらもらったかによって左右されます。

昔は結納の後日に結納返しが設定されていたため、相手の結納金を把握した上で結納返しの結納金を包むことが出来ました。

しかし近年は生活スタイルの変化などにより、結納と結納返しが同日に設定するケースが増えています。このため、男性側の結納金を結納より前に知っておかないと、女性側は結納返しの結納金を多く払い過ぎてしまったり、逆に少なくなりすぎる可能性があります。

女性側からすれば、お金のことは聞きづらいことかもしれませんが、気持ちよく結納・結納返しを済ませるために、彼氏から、彼の親族がどの程度結納金を用意するつもりなのか聞いてもらうと良いですね。

ちなみに、男性側が結納金を事前に開示し、かつ結納と結納返しが同日に行われる場合、結納金に結納返しの結納金を含めてしまうという方法があります。

例えば半返しで、結納金が100万円で結納返しが50万円を予定していた場合、そもそも結納金を50万円にして結納返しはなしにしましょう、とするのです。こうすることでやり取りの手間が省けて両家の負担が減ります。

■結納金では縁起の悪い数字を避ける

祝い事なので当然ですが、キリが悪い数字や割り切れる数字、苦しみを表す数字(4や9)は縁起が悪いので避けるようにします。

例えば半返しの場合、男性側から50万円を贈られたら女性側は25万円を返すことになります。

しかし、25万円ではキリが悪く、20万円は割り切れてしまうので、30万円に繰り上げて返すようにします。

結納金は現金以外で返す方法もある

結納金の返し方は、絶対に現金でなければならないという決まりはありません。別の物に替えて贈る方法もあります。

■品物に替える

結納で贈られた結納金が50万円だった場合、結納返しでは20~30万円相当の品物を男性側に送るという方法です。

この際、消耗品ではなく、記念品として長く使える品物を選ぶようにします。例えば、高級なスーツや腕時計、鞄、スーツの小物、万年筆、印鑑などがビジネスシーンやフォーマルな場で使えるものが良いでしょう。

ただし、彼の趣味や好みがはっきりしている場合、それに合わせて贈り物をするのも手です。ゴルフならゴルフクラブ、サイクリングなら自転車、などです。

品物を贈る場合、一緒に選ぶ楽しみもありますね。

■新生活の資金にする

結納返しの金額を新生活の資金に変えてしまうという方法もあります。例えば、新居の家具・家電を買うための資金にしたり、新居の家賃代に回してしまうという方法です。

男性側・女性側双方の事情に合わせて納得のいく結納・結納返しを行おう

最近は結納や結納返しの考え方も変わってきていて、必ずしも正式な結納・結納返しにこだわる必要もなくなってきています。

また、結納金も必ずしも現金である必要はなく、品物に替えたり新生活の資金にしたり、あるいは現金と両方を組み合わせるという手もあります。

両家の意向を聞きつつ、納得のいく結納・結納返しを選択できると良いですね。

地域によって変わる!結納返しに必要なものとは?

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