マナーがある?婚約指輪の着用が適したタイミングとは【静岡市】

日常でも身につけられることを目的とした結婚指輪は、ビジネスや家事をするシーンでも気兼ねなく身につけ続けやすい指輪であることが一般的です。
一方で、大きなダイヤモンドがあしらわれたようなデザインが特徴の婚約指輪は、華やかさがあり、引っ掛かりやすいデザインであることが多く、日常づかいには適していません。
しかし、大切にするあまり、せっかくもらった婚約指輪をいつまでもジュエリーボックスの中で眠らせておくことも、もったいないこと。
婚約指輪の着用が適したタイミングで身につけ、結婚後も婚約指輪の華やかさを楽しむことがおすすめです。
今回は、婚約指輪を身につける際のマナーや、着用が適したタイミングについてご紹介。婚約指輪の着用マナーをふまえて、気持ちのよい婚約指輪の着用を目指しましょう。
婚約指輪の着用にルールはない
そもそも婚約指輪の着用に対してルールはありません。婚約期間だけでなく、結婚後も着用しておしゃれを楽しんだり、着用して婚約したときの幸せな気持ちにひたったりなど、幸せを実感できるアクセサリーとして使用できます。
しかし、華やかさがある婚約指輪は、周囲の人に与える印象が強いこともふまえておきたいところ。婚約指輪を着用するときは、TPOを意識して着用することがマナーです。
婚約指輪の着用が適したタイミング
「婚約指輪を傷つけたくない」「つけるタイミングがない」と、しまったままになりがちの婚約指輪。しかし、TPOをわきまえて婚約指輪を着用できれば特別な日を、さらに特別なものに演出してくれる存在にもなります。
婚約指輪の着用が適したタイミングについてみていきましょう。
結婚式のお呼ばれ
婚約指輪は、友人や知人の結婚式に出席する際の、フォーマルで華やかな衣装にぴったりです。
手元を華やかに演出してくれるので、堂々とした自信にもつながります。
夫婦でデートするとき
婚約指輪を贈った彼にとって、指輪を身につけている姿を見ることは嬉しいこと。
そのため、夫婦でお出かけをするタイミングで婚約指輪をつけることはベストタイミングと言えます。婚約指輪が似合うくらいのおしゃれを楽しんで、デートを楽しみましょう。
女子会
女性は女子会こそおしゃれを楽しみたいもの。婚約指輪も日常づかいするように着用を楽しむことで、より婚約指輪のような華やかさがいつまでも似合う女性でいることができます。
婚約指輪を着用してワンランク上のおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。
子どもの行事
結婚して出産すると、子どものための行事に出席する機会があります。たとえば、七五三や入園・入学式、卒業式など。
子どもがメインの行事ではあるものの、母親もおしゃれをしてセレモニーに参加することが一般的です。フォーマルな服と相性のよい婚約指輪は、より特別感を演出してくれます。
実家へ帰省するとき
婚約指輪の着用は、ふたりの仲睦まじい様子を披露できるもの。親を安心させる役目もあるため、両家の実家へ帰省するタイミングでの婚約指輪の着用はふさわしいとされています。
婚約指輪の着用が向いていないシーンとは
ルールがあるわけではないですが、華やかさが魅力の婚約指輪を見て不快な気持ちになるシーンがあることも事実。
おしゃれを楽しむには、周囲の人への気配りは大切にしたいところです。着用を避けるべきシーンについて具体的にみていきましょう。
職場での着用
職場での着用は、勤務する職場によって異なりますが、華やかな婚約指輪がふさわしくないシーンが多くあります。たとえば、接客業や食品を扱う飲食関係、銀行や医療など、人に与える印象が大切なシーンや、衛生面を考慮したいシーンでは着用を控えることが望ましいです。
また、力仕事など、指輪に力が加わるような作業の際は、変形や傷がつく恐れがあるため着用を控えた方が無難です。
華やかなファッションが認められている職場であっても、周りの人にどのような印象を与えるかをよく考慮して、つけるようにしましょう。
弔辞や法事のとき
婚約指輪の着用を絶対に避けるべきタイミングと言えば、弔辞や法事のとき。このようなシーンでは、婚約指輪に限らず、光る貴金属の着用は好ましくないとされています。
そのため、結婚指輪であってもダイヤモンドがあしらわれていたり、輝きのある貴金属であったりする場合は、指輪を外して参列することが望ましいです。
マナーをおさえて婚約指輪を着用しよう
一生ものとも言える婚約指輪は、いつまでも身に続けられる指輪です。日常づかいすることももちろんOKですが、大人の身だしなみとして、着用のマナーはおさえて着用しましょう。
婚約指輪の着用を楽しむ方法の1つに、結婚指輪との重ねづけがあります。結婚指輪の上から婚約指輪をはめると、結婚指輪をロックするという意味があり、夫婦の愛を変わらないものにするという願いを指輪に込めることができます。
結婚指輪は日常づかいを重視してシンプルなデザインにしている人も多いため、婚約指輪は結婚指輪との重ねづけは相性がよく、より華やかさが増します。
プロポーズのときの思い出を大切にしながら、婚約指輪の着用を楽しんでください。