結婚指輪をつけない理由って?つけない割合や理由を調査【静岡市】

結婚指輪は、永遠の愛の証しとして多くのカップルが用意するアイテムの1つです。そんな結婚指輪と言えば、肌身離さず身につけるイメージがありますよね。
しかし、結婚指輪を購入したものの、実際には身につけないまま過ごしているという人も少なくはないようです。
今回は、結婚指輪を身につけない人はどれくらいいるのか、また、つけない理由の本音を調査しました。
結婚指輪をしていない人は半数?!
婚約指輪や結婚指輪を専門としたジュエリー専門店『銀座ダイヤモンドシライシ』が男女500人にアンケート調査した結果では、「普段結婚指輪をしていますか?」の問いに「常にしている」と回答した割合は、男性55.2%、女性51.2%という結果に。
ジュエリーを身につけていることに慣れていそうな女性でも身につけている割合が高くありません。
さらに詳しくみてみると、「していない」と回答した男性は29.6%、女性31.2%、「時々している」と答えた割合は、男性15.2%、女性17.6%という結果でした。
結婚したら指輪を身につけることは当然と思っている人にとっては、衝撃的な結果かもしれませんね。
なぜ?結婚指輪を身につけない理由を調査
永遠の愛を誓い合って交換したはずの結婚指輪。そんな指輪を身につけないことは、夫婦仲が冷めてしまっているようにも思えます。
しかし、結婚指輪のつける・つけないは、実際のところ夫婦仲を反映させているのではなく、正当な理由があって身につけていない選択をしていることがわかりました。結婚指輪をつけない理由をみていきましょう。
仕事柄身につけることができない
結婚指輪を身につけない理由として、特に多かった理由には「仕事の都合上で身につけることができない」というものでした。
意外にも指輪が適していない職場は多く、食品関係や、理容・美容師、介護職など衛生面が問われる職業に就いている場合は、着用が禁止されていることが多いです。
また、建設関係や薬品を扱う仕事など、指輪が邪魔に感じてしまうようなケースや変形・変色してしまうような環境で働く人も、外して作業を行うことが一般的です。
仕事の都合で身につけられない理由の場合は、指輪を身につける習慣がつかず、保管したままになっている場合が多いようです。
紛失や傷をつけることを避けるため
結婚指輪は日常生活に寄り添えるようなデザインになっていることが特徴ですが、結婚指輪を常に身につけるということは、紛失したり、指輪に傷をつけたりなどの危険性が保管する場合よりも高まります。
永遠の愛を誓い合った指輪だからこそ、大切にしたいという理由から身につけずに保管する選択をする人も多くいるようです。
指のサイズが変わってしまった
結婚生活を長年過ごしていると、体型が変化し、指のサイズも変わってくるもの。特に女性は妊娠や出産を機に指のサイズが変わってしまい、そのままサイズ直しもせずに保管しているパターンが多いようです。
合わないサイズの指輪を身につけることは、紛失の可能性が高まったり、指を痛めてしまったりする原因になりかねません。指のサイズが変わってしまった場合は、サイズの調整や買い替えを検討することがオススメです。
金属アレルギーで身につけられない
指輪は貴金属を用いて作られているアクセサリーです。そのため、100%金属アレルギーが発症しないと断言できるような指輪はありません。
近年では金属アレルギーを発症する人が上昇傾向にあり、金属アレルギーに対応した指輪の展開も注目されているほど。
金属アレルギーは、突然発症するケースもあるので「突然身につけられなくなってしまった」ということもあります。一度発症してしまうと治らないと言われているため、金属アレルギーを発症しにくい素材選びをすることがポイントです。
アクセサリーが苦手
結婚するときの必需品と思って用意はしたものの、アクセサリーを身につけることが苦手で身につけない選択をする人もいました。
結婚指輪は日常生活でも邪魔にならないような設計にはなっていますが、アクセサリーのつけ心地は人それぞれ。身につけることがストレスに感じてしまう場合は、そのまま収納しておくことが多いようです。
指輪をつけない理由は不仲だけではない
カップルの中には、不仲が理由で身につけない人もいるかもしれませんが、調査した理由をみると、つけない理由が正当な理由であることがわかります。
ただし、つけない理由をパートナーも理解しているかと言ったら、そんなこともないようです・・・。「浮気をしているのではないか」「結婚生活に不満を感じているのではないか」など、結婚指輪をつけないことにパートナーが不満や不安を感じる要因になることも。
そんなときには、正直な気持ちを話し合い、指輪ではなくネックレスとして身につけたり、記念日やデートでは必ず身につける約束をしたりなど、安心感を得られるような対策を心掛けるといいです。
結婚指輪は夫婦の信頼関係にもつながるため、大切に身につけていく工夫が求められます。