結婚指輪や婚約指輪に入れるシークレットストーンとは？【静岡市】

結婚するふたりにとって特別な指輪である婚約指輪や、結婚指輪。永遠の愛の証しである指輪に、シークレットストーンを入れることによって、より特別な指輪にすることができることをご存知ですか？

今回は、ふたりだけのオリジナルな指輪を実現する“シークレットストーン”について、ご紹介します。

シークレットストーンとは？

シークレットストーンとは、指輪の内側に宝石をはめ込むデザインのことを指します。内側に石をはめ込むというデザインから、“裏石”や“内石”と言われることもある宝石です。

外側からは確認することができないので、まさにふたりだけが知る“秘密の石”という仕掛けになっていることが特徴。

パートナーの誕生石を入れたり、おそろいの宝石を入れたりすることで、よりふたりの絆を強める効果が期待できるメリットがあります。

シークレットストーンの選び方

シークレットストーンは、見えない部分に入れる宝石のため、美しさを基準にして選ぶわけではありません。どのような選び方があるのかをご紹介します。

誕生石で選ぶ

宝石には、月ごとにちなんだ宝石が設定されています。

1月から12月まで各月にそれぞれの宝石があるため、自分やパートナーの誕生石を入れて、オリジナルの意味合いを持つ指輪を楽しんだり、パートナーとの絆を深めたりする使い方ができます。

また、誕生月だけにこだわらず、『ふたりが出会った月』『入籍日』『プロポーズの日』など、ふたりの思い入れのある誕生石を選ぶ方法もロマンチックな選び方です。

石言葉で選ぶ

花には花言葉があるように、宝石にも“石言葉”という意味合いを持っています。

たとえば、ダイヤモンドであれば、“愛”や“純粋”、エメラルドは“やすらぎ”“幸運”、ガーネットは“笑顔”、ブルーパーズは“希望”“一途”など。

どんな結婚生活を送りたいか、どんな夫婦でいたいかを宝石に込めてシークレットストーンにすることも、婚約指輪や結婚指輪にふさわしい方法と言えます。

好みの石で選ぶ

好きな宝石があるのであれば、その宝石をシークレットストーンとして選ぶ方法もありです。

長い期間身に続けていきたいと思える宝石を選ぶことで、より愛着を持てる指輪になります。

双子ダイヤモンドを選ぶ

双子ダイヤモンドとは、1つのダイヤモンドの原石から、ふたつのダイヤモンドが誕生するダイヤモンドのことを指します。

ダイヤモンドは、何十億年という長い期間かけて生まれ、発掘されていることが特徴です。長い期間を共に過ごしてきたダイヤモンドを、それぞれの指輪にあしらうことで、より強い絆になると言われています。

女性は外側につけ、男性はシークレットストーンにするなどして、双子ダイヤモンドをあしらうパターンもあります。

風習から選ぶ

シークレットストーンは、欧米の結婚式で言い伝えられている風習を取り入れて選ぶ方法も人気です。

その風習とは、サムシングフォーというもの。サムシングフォーとは、女性の幸せを願って身につけるおまじないです。

サムシングフォーの中には、サムシングブルーというおまじないがあり、花嫁は青いものを身につけると幸せになると言われています。

青は、清純な色であり、忠誠心を表現する色。聖母マリアのモチーフでもあるため、神聖さのある宝石と言えます。

シークレットストーンの注意点

ふたりにとってお守りのような存在であったり、絆を深めたりできるシークレットストーンは、デメリットとも言える注意点もあります。

知っておきたい注意点についてみていきましょう。

予算オーバーになる可能性がある

シークレットストーンは、無料で入れられるショップもありますが、有料になるケースもあります。

有料の場合は、5,000円ほどが相場です。そこまで高くはないですが、予算ギリギリで指輪を選んでいる場合は、予算をオーバーしてしまう可能性があります。

シークレットストーンを入れたい場合は、事前にサービス内容や価格を確認することがオススメです。

汚れが溜まりやすい

シークレットストーンは指輪の内側に石をはめ、貴金属で石を留めます。そのため、どうしてもすき間や凹凸はできてしまうもの。

また、汗や皮脂の影響で石がくすむことは避けられません。定期的にクリーニングをすることが必要です。

できあがりまでに時間がかかる

シークレットストーンを入れるとなると、当日持ち帰ることはできません。

満足度の高い婚約指輪や結婚指輪を選ぶのであれば、余裕を持って指輪選びや注文を行いましょう。

シークレットストーンでオリジナリティを楽しもう

シークレットストーンには注意点がありますが、実際のところ、シークレットストーンを入れてアレンジすることで満足度が高まり、より愛着を持つ人がほとんどです。

たとえば、カップルでまったく違うデザインを選んでも、シークレットストーンを入れることでペアの意味を強めたり、シンプルな指輪でありながらも宝石を楽しめたりとメリットはさまざま。

見た目の見栄ではなく、純粋な愛情や気持ちを表すことができるシークレットストーンで、ふたりだけの秘密を楽しんでみてはいかがでしょうか。