ダイヤモンドがくすんでる?!輝きを取り戻す方法【静岡市】

まばゆい輝きが魅力的なダイヤモンド。地球上で最も硬い鉱物であることから、永遠に変わらぬ愛を表現できるとあって、婚約指輪や結婚指輪に用いられることが多いです。
しかし、大切に指輪を扱っていても、指輪のダイヤモンドの輝きを維持することは至難の業。
そのため、ダイヤモンドジュエリーは定期的なクリーニングを行うことがオススメです。いつまでも美しい輝きを放つため、正しいケアを取り入れましょう。
ダイヤモンドはくすみやすい
ダイヤモンドは油分に馴染みやすい“親油性”という性質があるため、皮脂や食品、化粧品などの油が吸着しやすいです。
油を引きつけてしまうほど、ダイヤモンドと油は馴染みがよく、油分はダイヤモンド表面に膜のように覆ってしまうため、輝きに必要な光がダイヤモンド内に入らず、ダイヤモンドの魅力である輝きが失われてしまいます。
しかし、日常的に使うことが目的である結婚指輪や、特別な日だけ使う婚約指輪の場合であっても、定期的なケアを行うことでダイヤモンドの輝きは維持できます。
ダイヤモンドはくすみやすいだけで、正しくケアすれば輝きを取り戻すことができるのです。
自宅でできるケアの手順
ダイヤモンドに付着した油分や汚れは、自宅でクリーニングをすることで落とすことが可能です。家でできるケア方法をみていきましょう。
1.中性洗剤で洗浄液を作る
まずはぬるま湯に食器洗剤などで使う中性洗剤を入れ、洗浄液を作ります。
固形石けんは指輪の細かな部分に入り込んでしまう危険性があるので、液体の中性洗剤を使うようにすることがポイントです。
2.清潔なやわらかい歯ブラシで汚れを落とす
歯ブラシとして使用しているものではなく、真新しい歯ブラシを指輪クリーニング用に用意して指輪をやさしく洗います。
指輪にダイヤモンドがあしらわれている場合、裏側からも採光できるように穴が空いていることがあるため、表面だけでなく、裏側も汚れを落とすように磨くことがコツです。
ただし、強い力で行うと、ダイヤモンドが外れてしまったり、貴金属に傷がついてしまったりなど、思わぬハプニングが起こる要因になりかねません。
取り除くことができない汚れはプロのクリーニングに依頼するようにして、自宅ではやさしい力で行うことがポイントです。
3.ぬるま湯ですすぐ
洗った指輪は、流水で流すのではなく、ぬるま湯をためてすすぎます。小さなダイヤモンドが取れていることがないように、水を捨てる前にダイヤモンドの確認をすると安心です。
4.清潔でやわらかい布で水気を取る
すすぎ終わったら、清潔なやわらかい布で水気を取ります。水分が残っていると、貴金属の劣化やダイヤモンドがくもる原因になるため、しっかり乾かすことがポイントです。
もし、水気が取れない部分は、ドライヤーの冷風を当てる方法も有効です。
自宅ケアするときの注意点
ダイヤモンドは自宅でケアすることが可能ですが、正しいケア方法ではないと、破損や傷をつけてしまう要因になりかねません。
ダイヤモンドを自宅でケアする際の注意点をご紹介します。
排水溝にフタをして行う
指輪は小さく軽いため、水の力で動いてしまいます。
クリーニングの最中に排水管へ流れてしまうトラブルがないように、事前に排水溝にフタをして、手の届かないところに流れないようにする対策をして行いましょう。
研磨剤や塩素系漂白剤を使わない
歯磨き粉など、研磨剤が入っているような洗剤は、貴金属を傷つけてしまう要因になります。
また、塩素系漂白剤はダイヤモンドを固定している金属を損傷させる力のある化学物質です。
大切なダイヤモンドジュエリーを守るため、刺激の少ない中性洗剤でクリーニングを行うようにしてください。
ドライヤーの熱風には注意する
婚約指輪や結婚指輪に使われている金やプラチナなどの素材は熱伝導率が高いため、想像以上に熱くなります。
指輪の水気を取る方法として、ドライヤーが有効ですが、熱風を当てる場合には、火傷に注意が必要です。
正しいケアでダイヤモンドをいつまでも輝かせよう
ダイヤモンドは、頻度やくすみ具合に合わせてクリーニングを行うことで、いつまでも輝きを保つことができます。
ただし、強い力を加えたり、使用する洗剤が合わなかったりすると、破損や傷の原因になってしまいます。正しいケアでクリーニングすることが大切です。
アルコール消毒での劣化が気になるところですが、ダイヤモンドの耐久性は優れているため、アルコールが付着しても変形や変色することはありません。
また、自宅でのクリーニングは頑固な汚れまでは除去できないこともあります。ジュエリーショップではクリーニングの依頼ができるため、自宅ケアとプロのケアを定期的に行うことがオススメです。
購入したショップではアフターサービスとして無料でクリーニングできる場合もあるため、サービス内容を確認し、年に1度はサービスを利用して、ダイヤモンドの輝きをキープしていきましょう。