マリッジリング?エタニティリング?どう違う?知っておきたい指輪の呼び方と意味 静岡KITAGAWA Bridal

「そろそろ婚約指輪や結婚指輪を買いたい」と考えている方は、まずはどんな指輪があるのか、指輪についての知識を深めておきましょう。
指輪を探すときにも購入する際にも、指輪の種類や呼び方を知っているほうが便利です。店員さんに問い合わせるときにも、WEBで探すときにもスムーズに目的の指輪を探すことができます。
また指輪にはそれぞれ意味があるため、指輪の意味を知りイメージが膨らむと、自分の欲しい指輪が明確になってくることでしょう。
婚約や結婚に関連する指輪にはどんな種類があるのか、指輪の呼び方と意味についてもご説明していきます。
ブライダルリング
「ブライダルリング」とは、結婚する際に用意する指輪の総称です。「ブライダルリング」は婚約指輪と結婚指輪のどちらかではなく、両方を含んでいます。
誰にでも結婚のための指輪であることが伝わりやすいため、ジュエリーショップや結婚の情報誌などでもよく使われている言葉です。
婚約指輪と結婚指輪の両方を探している場合や、漠然といろいろな指輪を見たい場合には、「ブライダルリング」で探すのもいいでしょう。
エンゲージリング
「エンゲージリング」とは婚約指輪のことです。婚約する際に、男性から女性へと贈られる指輪です。
男性が女性に「結婚してください」とプロポーズをするときに「エンゲージリング」を用意する場合や、婚約が決まってから男性から女性へ「エンゲージリング」を贈る場合などがあります。
「エンゲージリング」といえば、「ダイヤモンド」の指輪が思い浮かぶのではないでしょうか。ダイヤモンドの指輪は、「エンゲージリング」として多くの人に選ばれています。
ダイヤモンドが婚約指輪に選ばれるのには、3つの理由があります。それは「硬くて壊れない」「輝きが劣化しにくい」「永遠の絆という石言葉を持つ」ためです。
ダイヤモンドは天然で最も硬い物質のため、硬くて壊れない性質があります。またダイヤモンドは化学薬品や光の影響を受けにくい物質のため、適切に手入れをすれば輝きが失われることがありません。
さらにダイヤモンドの石言葉は「純潔・永遠の絆・純粋無垢」 であるため、永遠の愛を誓う結婚に最適な宝石だと多くの人に思われています。
英語の「engage(エンゲージ) 」は、「従事する」「携わる」という意味の言葉です。正確には「engagement(エンゲージメント)」という英語に、 「約束」「契約」や「婚約」という意味があります。
そのため「エンゲージリング」は、日本でしか使われない和製英語です。最近は「エンゲージメントリング」「エンゲージバンド」とも呼ばれることがありますが、日本では「エンゲージリング」と呼ぶのが一般的になっています。
マリッジリング
「マリッジリング」とは結婚指輪のことで、結婚している夫婦が結婚の証しとして身に着ける指輪です。教会結婚式での指輪交換のセレモニーにも用いられます。
「マリッジリング」の歴史は古く、9世紀のローマ教皇ニコラウス1世が結婚の証しとしたことが始まりです。ヨーロッパでは13世紀ごろに各地に広まりました。日本に伝わったのは明治時代以降のことです。
日本ではシンプルなプラチナの指輪を、「マリッジリング」に選ぶ人が多いです。同じデザインでペアの指輪にする場合や、女性の指輪に小さなダイヤなどを装飾で付けて華やかにする場合などがあります。
「marriage(マリッジ)」 という英語には、結婚や夫婦関係という意味があります。そのため海外でも「マリッジリング」は結婚指輪という意味で使われているように思えますが、じつは和製英語です。
海外では結婚指輪のことを、「ウェディングバンド」「ウェディングリング」と呼んでいます。
エタニティリング
「エタニティリング」とは、指輪のデザインを表す言葉です。小粒のダイヤモンドを指輪の周りにぐるっと敷き詰めたデザインの指輪を、「エタニティリング」と呼びます。
途切れることなくダイヤモンドが並んでいるデザインのために、「永遠の愛の象徴」と言われています。また「Eternity(エタニティ)」という英語には、「永遠」という意味があります。
指輪の周りをすき間なくイヤモンドで敷き詰めた指輪のことを「フルエタニティ」と呼び、指輪の半周だけイヤモンドで敷き詰めた指輪を「ハーフエタニティ」と呼びます。
「エタニティリング」は、その意味合いからも「フルエタニティ」が基本です。しかしサイズ直しがしやすいことや、価格が安いことから「ハーフエタニティ」も人気があります。
「エタニティリング」は、スイートテンダイヤモンド、結婚記念日のプレゼント、子どもが生まれた記念のプレゼントなどで贈られることが多い指輪です。
リング幅が均一で形がストレートのため、「マリッジリング」と重ね付けしやすいというメリットがあります。
「マリッジリング」としても適しており、華やかな「マリッジリング」を求める人に選ばれています。
まとめ
婚約指輪と結婚指輪は別のものと考えがちですが、重ねて付けたときのことを考えてセットのリングを選ぶという選択肢もあります。
また華やかな「エタニティリング」を「マリッジリング」にすることも可能です。指輪の種類にはどんなものがあるかを知ってから選ぶと、後悔なく選ぶことができるでしょう。