婚約指輪を主役に!「エンゲージカバーセレモニー」の取り入れ方 静岡KITAGAWA Bridal

結婚式のセレモニーのなかでも結婚指輪の交換は、ゲストが注目する演出の1つ。結婚指輪をお互いの指にはめることで、永遠の愛を形にして示すという、ロマンチックなセレモニーです。
近年では、結婚指輪だけでなく婚約指輪を使う「エンゲージカバーセレモニー」を結婚式に取り入れるカップルが増えてきています。
今回は、「エンゲージカバーセレモニー」の意味や結婚式で行う時のポイントなどについて、詳しくご紹介していきます。
エンゲージカバーセレモニーとは?
「エンゲージカバーセレモニー」とは、結婚式で新郎新婦が結婚指輪の交換をしたすぐ後に、新郎が新婦の左指に婚約指輪をはめる儀式のこと。指輪を重ねてつけるため、「ダブルリングセレモニー」と呼ばれることもあります。
結婚指輪の上に婚約指輪をはめることには、「永遠の愛や絆にふたをする」というロマンチックな意味が込められています。
ふたりの愛の結びつきをさらに強く永遠なものにしたい、という思いがあふれるようなセレモニーですね。
「エンゲージカバーセレモニー」を行うメリット
結婚式に「エンゲージカバーセレモニー」を取り入れることで、ふたりの永遠の愛や絆をより深く形にして示すことができます。
なかなか他の人に見てもらう機会がない婚約指輪を、ゲストにお披露目できるセレモニーでもあります。結婚指輪と同様に大切に選んだ婚約指輪にも、注目を浴びてほしいですよね。
また、このセレモニーには必ずこうしなければならないという固い決まり事はありません。音楽や照明、指輪の運び方など、自分たちでオリジナルなアレンジをすることが可能です。
挙式の時だけではなく、披露宴や2次会で「エンゲージカバーセレモニー」を行うこともできます。和装・和婚をする新郎新婦にもオススメです。
セレモニーを取り入れる際のポイント
「エンゲージカバーセレモニー」を結婚式に取り入れる際は、ゲストに対しての配慮が必要です。
結婚指輪の交換は誰でも知っているセレモニーですが、「エンゲージカバーセレモニー」についてはまだまだ知らない人も多いもの。どのような意味がある儀式なのかを、ゲストに伝える必要があります。
人前式で「エンゲージカバーセレモニー」を行う場合には司会者やスタッフの方から、キリスト教式の場合には神父さんや牧師さんから説明してもらいましょう。
タイミングとしては、結婚指輪交換の前に説明するとスムーズ。披露宴や2次会では、ケーキカットの前やお色直しの後などもオススメです。
指輪やセレモニーの情報をまとめた説明用のペーパーを配るのも良いかもしれませんね。
結婚式前の準備と演出の例
結婚式で「エンゲージカバーセレモニー」を行う場合の、準備と演出についての例をご紹介します。
●事前の準備について
「エンゲージカバーセレモニー」に必要なものは、新郎新婦の結婚指輪と婚約指輪、指輪を置くリングピローです。
指輪交換の後に「エンゲージカバーセレモニー」を行う場合には、指輪を3つ置くことのできるリングピローがいいでしょう。
指輪3つ用のリングピローは入手しにくいため、2つ用のリングピローを自分で作り変えて3つ用にする方や、フォトフレームや布で手作りする方もいます。
披露宴や2次会で「エンゲージカバーセレモニー」を行う場合、すでに結婚指輪をはめているため、指輪1つ用のリングピローを用意しましょう。
●結婚式当日について
結婚式当日は、司会者や牧師さんから「エンゲージカバーセレモニー」について説明をしてもらいます。
指輪交換の後に、結婚指輪の上に婚約指輪をはめる「エンゲージカバーセレモニー」を行う予定があること、婚約指輪を重ねてはめると、幸せにふたをする意味があることが、ゲストに伝わればOKです。
まずは、通常の結婚指輪の交換セレモニーを行います。その後新郎が新婦の左手薬指にある結婚指輪の上に、婚約指輪をはめます。
セレモニーが終わったら、新郎と新婦の左手の指輪をゲストのほうに見せて、祝福してもらいましょう。
まとめ
「エンゲージカバーセレモニー」は一般的にあまり知られていないセレモニーです。新鮮さがあるのでゲストにも喜んでもらえるでしょう。結婚式だけではなく、披露宴や2次会で自由に行えるのも嬉しいですね。
また、愛の誓いをよりロマンチックにできるセレモニーでもあります。あなたも結婚式に取り入れてみてはいかがでしょうか。