ショップで困らないよう事前にチェック!ブライダルリング用語集1 静岡KITAGAWA Bridal

一生の宝になるブライダルリング。いろいろなショップで見比べるのを、楽しみにしている方もいるかもしれません。
ショップめぐりは楽しいですが、希望のリングについて聞かれても、専門用語が分からないと困ってしまうこともあります。
そこでブライダルリングを選びにショップに行く前に、知っておきたいブライダルリングの用語集を作りました。カテゴリーごとに、詳しく関連する用語をご紹介していきます。
おふたりが運命のブライダルリングに出会う、お手伝いができれば幸いです。
リングの種類編
●婚約指輪(エンゲージリング/Engagement ring)
「婚約指輪」はプロポーズする時や婚約の際に、男性から女性に贈る指輪のことです。「エンゲージリング」や「エンゲージメントリング」とも呼ばれています。
永遠の愛を表すために、地球上で最も硬い石であるダイヤモンドが選ばれることが多いです。しかし必ずしもダイヤモンドである必要はなく、女性の誕生石や男性の家に伝わる宝石を贈る場合もあります。
「婚約指輪」は、一般的には大きなダイヤモンドや宝石をセンターストーンにします。他には「エタニティリング」と呼ばれる、同じ大きさのダイヤモンドを一列にセッティングするデザインの指輪もあります。
●結婚指輪(マリッジリング/Wedding ring)
「結婚指輪」は結婚の証しとして、男女が左手の薬指につける指輪のこと。ウェディングリングやウェディングバンドとも呼ばれています。
結婚式で指輪の交換の儀式を行う場合には、お互いの左指に指輪をはめ合います。日常的に結婚指輪を着けることで、周囲の人々に自分が結婚していることを示す印にもなります。
●ブライダルリング
婚約指輪や結婚指輪など、結婚に関連するリングを総称する言葉です。
●セットリング
婚約指輪と結婚指輪がセットになっている指輪のこと。婚約指輪と結婚指輪を重ねて着けた時に、形やデザインが統一されるようにデザインされています。
石の種類編
●ダイヤモンド
ダイヤモンドは、地球上で最も硬い鉱物。通常の鉱物は複数元素の組み合わせですが、ダイヤモンドは炭素単体でできています。
炭素のみの安定した結晶のため、古くから永久不滅の宝石であるとされてきました。透明度が高く、美しく輝く希少性が高い鉱物です。
15世紀ごろから永遠の愛を象徴する宝石と考えられ、婚約指輪に使用されてきました。現代でも変わらずダイヤモンドは人気があり、婚約指輪に選ばれ続けています。
ダイヤモンドは4月の誕生石としても知られています。
●飾り石(メレ)
小粒の0.003カラット以下のダイヤモンドは、飾り石としても使われます。メインの宝石の周囲に、複数の飾り石をつけた指輪や飾り石をすきまなく敷き詰めた、華やかな指輪などがあります。
●ファンシーカラーダイヤモンド
ダイヤモンドは、一般的には無色のものが価値が高いとされています。しかし天然で濃いピンクやイエロー・ブルー・グリーンなどに美しく色づいているダイヤモンドは、例外です。
「ファンシーカラーダイヤモンド」として、希少価値が認められています。
●誕生石
1月から12月まで、月ごとに誕生石が決まっています。
自分の誕生した月の誕生石を身に着けると、幸せになれるという言い伝えがあります。そのため婚約指輪に誕生石を選ぶ人もいます。
1月 ガーネット、2月 アメシスト、3月 アクアマリン・サンゴ、4月 ダイヤモンド、5月 エメラルド・ジェイダイト(ヒスイ)、 6月 真珠・ムーンストーン。
7月 ルビー、8月 ぺリドット・サードオニックス、9月 サファイア、10月 オパール・トルマリン、11月 トパーズ・シトリン、12月 トルコ石・タンザナイト・ラピスラズリ
ダイヤモンド編
●グレード
ダイヤモンドのグレードを分かりやすく表す基準に、「4C」があります。
「カット(CUT)」、「カラー(COLOR)」、「カラット(CARAT)」、「クラリティ(CLARITY)」という4つの基準です。
「カット(CUT)」は、ダイヤモンドの形や仕上げカットの技術に関する評価基準。エクセレント・ベリーグッド・グッド・フェア・プアの5段階がありますが、エクセレントは日本のみの評価基準です。
「カラー(COLOR)」は、ダイヤモンドの色の基準です。ダイヤモンドは無色や薄い黄色のダイヤモンドが多いですが、そのなかでも無色のダイヤモンドが最高の色とされています。
「カラット(CARAT)」は、宝石の重さの単位です。1カラットは0.2gになっています。
「クラリティ(CLARITY)」は、ダイヤモンドの傷や内包物による、石の透明度を表しています。「肉眼で分かる内包物があるか」「ルーペで見える内包物があるか「無傷であるか」などにより、ランクが細かく決められています。
まとめ
婚約指輪はデザインやダイヤモンドの品質などさまざまな要素があるため、ショップに行く前にこのような基礎知識を身に着けておくと安心です。
ダイヤモンドのグレードなどは、予算内で最適のダイヤモンドが見つかるように、自分が重視したい基準を決めておくといいかもしれません。
用語集を、ブライダルリング選びの参考にしてくださいね。