ルビー

燃えるような赤い輝きのルビーのルース

ルビー

RUBY

情熱を映したような、深く鮮やかな赤。古来「宝石の女王」と讃えられてきたルビーの魅力を、最高級の色“ピジョンブラッド”から選び方まで、宝石専門店が詳しくご紹介します。

PRODUCTS

ルビーのお品

これまで KITAGAWA でお取り扱いしてきたルビーのお品の一例です。すでに売約済みのお品も含みますが、お好みの色やデザインの参考にご覧ください。似たお品のお探しやオーダーメイドも承ります。

ルビーは、鉱物「コランダム(鋼玉)」のうち、赤い色をしたものを指します。赤の正体は、ごく微量に含まれるクロム。この同じ鉱物で、赤以外の色のものはすべて「サファイア」と呼ばれます。

モース硬度は9と、ダイヤモンドに次ぐ硬さ。傷がつきにくく、毎日着ける指輪にも向く丈夫な石です。燃えるような赤い輝きから、古来「宝石の女王」と讃えられ、情熱・愛・勝利の象徴とされてきました。とりわけ、青みを帯びた濃い赤「ピジョンブラッド」は、最高級の色として珍重されます。

基本データ
和名紅玉(こうぎょく)
英名Ruby
鉱物コランダム(鋼玉)
モース硬度9(ダイヤに次ぐ硬さ)
屈折率約1.76〜1.77
主な産地ミャンマー・モザンビーク・スリランカ・タイ ほか
誕生石7月
石言葉情熱・勇気・愛

COLOR

ルビーの価値は「色」で決まる

ルビーの善し悪しを左右する最大の要素は、何よりも“赤の色”です。最も尊ばれるのは、わずかに青みを含んだ、濃く鮮やかな赤——「ピジョンブラッド(鳩の血)」と呼ばれる色。明るすぎず暗すぎず、燃えるように深い赤が理想とされます。

ピジョンブラッドと呼ばれる濃く鮮やかな赤いルビー

同じ「赤」でも、ルビーの表情は一石ごとに異なります。紫がかった赤、オレンジみのある赤などさまざまで、鮮やかさ(彩度)と明るさ(明度)のバランスで美しさが決まります。最高級のピジョンブラッドは、産出が極めて少なく、高く評価されます。

内部の繊細な針状結晶(シルク)が、やわらかな潤いのある輝きを生むこともルビーの魅力のひとつです。

六条の星が浮かぶ「スタールビー」

シルク(針状結晶)が規則正しく並んだ石を丸く磨くと、光を当てたときに六条の星が浮かびます。これが「スタールビー」。神秘的な現象として、古くから珍重されてきました。

加熱処理・非加熱のルビーを見比べるイメージ

TREATMENT

加熱処理と「非加熱」

市場に出回るルビーの多くは、色や透明感を引き出すために「加熱処理」が施されています。これは古くから一般的に行われてきた、認められた処理です。

いっぽう、加熱をしていない「非加熱」のルビーは産出が少なく、より希少で高く評価されます。鑑別書で「非加熱」と確認できるものは、特別な存在です。

“鉛ガラス含浸”のルビーにご注意

ごく安価なルビーには、ひび割れをガラスで埋めた「鉛ガラス含浸」という別種の処理が施されたものもあります。一般のルビーより耐久性が劣り、酸や熱、超音波洗浄に弱いため、購入時には処理の有無を確認することが大切です。当店ではきちんとご説明します。

ミャンマー・モゴック産ルビーのイメージ

ORIGIN

名高い産地、ミャンマーとモザンビーク

古くから最高級とされてきたのは、ミャンマー(ビルマ)・モゴック産。深く鮮やかな「ピジョンブラッド」の象徴的な産地です。

近年は、モザンビーク産が高品質なルビーの主要な供給地となっています。ほかにスリランカ、タイ、マダガスカルなどでも産出し、産地によって色みや雰囲気に個性があります。

HOW TO CHOOSE

ルビーの選び方

基準はダイヤモンドの4Cとは異なり、何よりも“色”が中心。次のポイントを見ます。

  • 色(最重要)

    鮮やかで深い赤が理想。青みを帯びたピジョンブラッドが頂点です。明るすぎ・暗すぎ・くすみのないものを。

  • 透明感

    内包物が少なく澄んでいるほど良質。ただし天然ゆえの内包物は個性でもあり、上品なシルクは魅力になります。

  • 非加熱・産地

    非加熱や、ミャンマー産は希少で高評価。鑑別書で処理や産地を確認すると安心です。

宝石の女王と讃えられるルビーの歴史的イメージ

MEANING

「宝石の女王」と讃えられて

燃えるような赤い輝きから、ルビーは古来「宝石の女王」と呼ばれ、情熱・愛・勝利・生命力の象徴とされてきました。王侯貴族は、身を守るお守りとして、また力の象徴として身につけたといいます。

大切な記念や、強い想いを込めた贈りものにも、ふさわしい石です。

ルビーのリングのお手入れイメージ

CARE

硬くて丈夫。普段使いにも安心

モース硬度9はダイヤモンドに次ぐ硬さで、傷がつきにくく丈夫です。ぬるま湯と中性洗剤、やわらかいブラシでやさしく洗えば、赤い輝きを保てます。

ただし「鉛ガラス含浸」のルビーは、超音波洗浄・酸・熱に弱いので避けてください。処理の有無でお手入れが変わるため、気になる場合はご相談ください。

KITAGAWAの店内で宝石鑑定士がルビーを鑑別する様子

AT KITAGAWA

“赤”の違いを、実物で見比べる

ルビーは一石ごとに赤の表情が異なります。KITAGAWAでは、宝石鑑定士が常駐し、色み・透明感・加熱/非加熱の違いまで、実物を見ながらわかりやすくご説明します。

非加熱や、お探しの色みのご相談も承ります。お手持ちのルビーをリングに仕立てる、といったご依頼もお気軽にどうぞ。

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FAQ

ルビーのよくある質問

ピジョンブラッドとは何ですか?
わずかに青みを含んだ、濃く鮮やかな最高級の赤の呼び名です。「鳩の血」の意味で、もとはミャンマー産の最上級ルビーの色を指しました。現在は色のグレードとして使われます。
加熱処理をしたルビーは、価値が下がりますか?
加熱は古くから一般的で、認められた処理です。欠点ではありません。むしろ非加熱が希少で高く評価される、とお考えください。なお「鉛ガラス含浸」は別種の低価格な処理で、区別が必要です。
ルビーとサファイアは何が違うのですか?
じつは同じ「コランダム」という鉱物です。赤いものをルビー、それ以外の色をサファイアと呼びます。赤の正体は微量のクロムです。
硬さはどのくらい?普段使いできますか?
モース硬度9で、ダイヤモンドに次ぐ硬さです。傷がつきにくく、毎日着ける指輪にも安心。ただし鉛ガラス含浸のものは扱いに注意が必要です。
7月生まれでなくても着けて大丈夫?
もちろんです。誕生石は縁起やお守りの意味合い。情熱や愛の象徴として、誕生月にとらわれず楽しんでいただけます。

CONTACT

「宝石の女王」を、実際にご覧ください。

見てみたい・相談だけ、も大歓迎です。色の違いを見比べながら、お好みの一石をお探しします。

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