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パライバトルマリン(paraiba tourmaline)の宝石物語【静岡市】

パライバトルマリン

名称 パライバトルマリン
英名 Paraiba Tourmaline
和名 リチア電気石
モース硬度 7~7½
屈折率 1.624~1.644
比重 3.06
科学組成 Na(Li,Al)3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4
詳細 パライバトルマリンの宝石物語を見る>
備考 10月の誕生石

超希少で魅力的なパライバトルマリンの物語

パライバトルマリン
ブラジルのパライバ州で採掘されるパライバトルマリン(paraiba tourmaline)は、世界で最も人気のある宝石の1つです。
今まで見たことも無いような彩度で、青、緑のネオンカラーが非常に美しい宝石です。

ほんの数十年間で、パライバトルマリンは世界適に人気の宝石の1つになりました。
1989年2月、アメリカの宝石ショー”ツーソン”で初めて披露されたパライバトルマリンは直ぐに人々を魅了し、ショー最終日には金額が最初の25倍まで高騰しました。

最初に発見したHeitor Dimas Barbosaは、ブラジルのパライバ州の丘を何年も掘り進んでいるうちに、そこに何か特別なものが隠されていると直感したそうです。
彼は実に7年もの歳月をかけて最初のパライバトルマリンの結晶を彫り出したのです!

パライバトルマリンの特徴とは?

パライバトルマリン
トルマリンには様々な色があり、そのほとんどすべての色合いはブラジルで見つけることができますが、パライバトルマリンほど際立つ鮮やかな色彩と輝きを併せ持つものは稀です。

パライバトルマリンは含有する銅とマンガンの影響で、色は驚くほど鮮やかなターコイズブルーから荘厳な青緑色まで様々ですが、内部から石を照らすように見える白色の美しい輝きが、パライバトルマリンを他のどの宝石とも比較できないものにしています。

空と海のブルーを合わせたような美しい、地球が創り上げた神秘の宝石と言っても過言ではありません。

ブラジル産のパライバトルマリンの希少価値

パライバトルマリン
希少性から考えると、10,000個のダイヤモンドごとに1つしか採掘されていないのがパライバトルマリンという宝石です。
3カラットを超える大粒のブラジル産の良質なパライバトルマリンは、ほとんど前例がありません。
カラットあたりの価格で数千万円を超えることも珍しくありません。

また現在、ブラジルのパライバ州の鉱山では産出量が0に等しく、パライバトルマリンの価格は高騰を続けている状態です。

アフリカ産のパライバ?トルマリン

パライバトルマリン
ネオンブルーが美しいパライバトルマリンは名前の通り、ブラジルのパライバ州で採掘される宝石ですが、2003年に明るい青緑色のトルマリンがアフリカで採掘されました。
アフリカのモザンビークという銅が豊富な山で手作業で採掘されまし。あらゆる点でパライバトルマリンに似ており、ブラジルで発掘されたものとの化学的差異は僅かなため、アフリカのモザンビーク産であってもパライバトルマリンと呼ばれるようになりました。

ブラジル産のパライバトルマリンほどの美しいネオンブルーの色彩は見られませんが、5カラット以上の大粒石が産出されることもしばしば見られます。

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