抜けなくなった指輪の切断&修理
抜けなくなった指輪の切断&修理を承りました
インターネットをご覧いただきご来店下さいました静岡市のK様。
何年間も着けっぱなしにしていた指輪が抜けなくなってしまったので外したい、とのことでご相談いただきました。
様々な抜き方を試させていただきましたが、物理的に不可能と判断して切断して外すことになりました。
指輪の中央底部にリングカッターを宛がい、指を傷つけないようゆっくりと切断していきます。
切断したら工具を使い、同じようにゆっくりと指輪を広げて指から外します。
K様、数年ぶりに外れたことで、本当にほっとされていました。
指輪が外れた指は、指輪の大きさで成長が止まって細くなっている状態です。
お指が現在の太さに戻ってから指輪の復活作業をするため、切断した指輪は一時お預かりして K様には2か月後に来店していただくこととなりました。
2か月後・・・
再びご来店いただき、現在のお指のサイズを測らせていただきました。
当然、以前のサイズよりも大きくなっていますので そのサイズに合わせて切断した指輪をお直しいたします。
3サイズ分のプラチナパーツを足し、溶接して仕上げをしたら完成です。
指輪の表面も軽く磨きをかけ、光沢も少し戻りました。
人間の体は絶えず変化をしています。
指輪を着けっぱなしにしていて、このような状況になってしまう方は非常に多いのが現実です。
可能であれば、1週間に1度は指輪を外してみて下さい。
「ゆるい」や「きつい」などの変化に気づき、健康のバロメーターにもなってくれますよ