知る人を魅了する、
スピネルの紫
鮮やかな紫がかったピンクを放つ、スピネルのルース(裸石)。透明感の中に、深く澄んだ紫の輝きがたっぷりと宿ります。長く宝石通に愛されてきた、知る人ぞ知る魅力の宝石。地金に留めていないからこそ、スピネルそのものの美しい色と輝きを、あらゆる角度から心ゆくまで堪能できる一石です。
多彩な色をもつ、天然のスピネル
スピネルは、赤、ピンク、紫、青など、たいへん豊かな色をもつ宝石です。このルースのような、鮮やかで深みのある紫がかった色も、スピネルならではの美しい魅力。モース硬度8と丈夫で、日常的に身につけても安心です。そして、スピネルの大きな特長は、多くが「処理をしていない、ありのままの色」であること。ルビーやサファイアの多くが加熱処理されるのに対し、スピネルは自然が生み出した色をそのまま楽しめる、数少ない宝石なのです。天然のままの美しさを愛でられる、誠実な宝石といえます。
「ルビー」と間違われた、誇り高き宝石
じつはスピネルは、長い歴史の中で、ながらくルビーと混同されてきた宝石です。鮮やかな赤い色がよく似ているため、世界の名だたる王冠を飾る「ルビー」とされてきた宝石の中にも、後にスピネルだったと判明したものが少なくありません。イギリス王室の至宝のひとつも、その一例として知られています。それほどまでに、スピネルは王者にふさわしい輝きをもっていたのです。近年では、その独自の美しさが正しく評価され、宝石を知る人々が密かに愛する「通の宝石」として、人気が高まっています。エネルギーや活力、希望を象徴する石ともいわれます。
紫の輝きを、自分だけの一点に
このスピネルは、クッションカットのふっくらとした輪郭の中に、鮮やかで深みのある紫の色をたっぷりと映し出します。光を受けると、内側からきらきらと輝き、見る角度ごとに表情を変えます。このままルースとしてコレクションに加えるのはもちろん、リングやペンダントへとオーダーメイドで仕立て、世界にひとつの宝飾品として身につける愉しみもおすすめです。ダイヤを添えて華やかに、シンプルに一石を引き立てて——デザイン次第で、スピネルの魅力は何通りにも広がります。地金やデザインのご相談も、当店が丁寧に承ります。
8月の誕生石を、特別な一石で
スピネルは、近年、8月の誕生石にも加えられた宝石です。鮮やかな紫を宿す上質なルースは、宝石そのものを愛でるコレクションにも、特別な装いを仕立てるための主役にもふさわしい一石。人とは違う、知る人ぞ知る美しさを求める方に、とりわけおすすめです。エネルギーと希望を象徴する色は、持つ人の毎日を明るく彩ってくれることでしょう。静岡きたがわ宝石にて、このスピネルが放つ美しい紫の輝きを、ぜひ間近でお確かめください。

