
アレキサンドライト
ALEXANDRITE光の下で緑に、灯りの下で赤に。「昼はエメラルド、夜はルビー」と称される、世界でも指折りの希少な変色宝石です。その不思議な魅力を、宝石専門店が詳しくご紹介します。
PRODUCTS
アレキサンドライトのジュエリー・ルース
店頭でご覧いただけるアレキサンドライトの一部です。希少な石のため、気になる品はお早めにお問い合わせ・ご来店ください。
アレキサンドライトは、鉱物「クリソベリル(金緑石)」の中でも、光によって色が変わる“変色効果”を持つ、特別な変種です。微量に含まれるクロムの働きで、太陽光や蛍光灯の下では緑色に、白熱灯やろうそくの灯りの下では赤紫色へと姿を変えます。
モース硬度は8.5と非常に硬く、日常使いにも向く丈夫な石。けれど、はっきりと色が変わる上質なものは産出が極めて少なく、宝石の中でも最も希少で高価なもののひとつに数えられます。1830年代にロシアで発見されて以来、その神秘的な輝きは多くの人を魅了し続けています。
| 和名 | 金緑石(きんりょくせき) |
|---|---|
| 英名 | Alexandrite |
| 鉱物 | クリソベリル(変色変種) |
| モース硬度 | 8.5 |
| 屈折率 | 約1.75 |
| 主な産地 | ロシア・ブラジル・スリランカ・東アフリカ |
| 誕生石 | 6月 |
| 石言葉 | 秘めた想い・高貴・安らぎ |
COLOR CHANGE
昼は緑、夜は赤。光で色が変わる宝石
アレキサンドライト最大の魅力は、見る光によって色が劇的に変わる「変色効果(アレキサンドライト効果)」。同じ一粒が、まるで二つの宝石のように表情を変えます。


なぜ色が変わるの?
含まれる微量のクロムが、光の中の黄色や青の波長を吸収し、緑と赤の光を通します。緑の光が多い太陽光・蛍光灯では緑に、赤い光が多い白熱灯・ろうそくでは赤に見える——これが変色のしくみです。色の変わり方がはっきりしているほど、価値が高くなります。

HISTORY
ロシア皇帝の名を冠した宝石
アレキサンドライトは、1830年代にロシア・ウラル山脈で発見されました。名前は、当時の皇太子で、のちの皇帝アレクサンドル2世にちなんで名づけられたと伝えられます。
緑と赤という色の組み合わせが、当時のロシア帝国軍の色と一致したことから、ロシアの「国石」として特別に愛されました。今ではウラルの鉱山はほとんど掘り尽くされ、ブラジル・スリランカ・東アフリカなどが主な産地となっています。
HOW TO CHOOSE
アレキサンドライトの選び方
価値を見るポイントは、ダイヤモンドの4Cとはまったく異なります。何よりも“変色の美しさ”が決め手です。
変色の鮮やかさ
緑→赤の変化が、はっきり大きいほど高評価。にごりの少ない、くっきりとした色変わりが理想です。
2つの色の美しさ
緑も赤も、それぞれが鮮やかで魅力的なこと。どちらか一方だけでなく、両方の色の良さが大切です。
透明感と大きさ
内包物が少なく澄んでいるほど良質。大粒で変色のはっきりしたものは特に希少で、価値が大きく上がります。
“そっくりな石”にご注意
市場には、安価な「変色サファイア(合成)」がアレキサンドライトとして売られていることもあります。本物かどうかは専門の鑑別で分かります。当店では鑑別についてもご説明します。

CARE
丈夫で、扱いやすい宝石
モース硬度8.5と非常に硬く、傷がつきにくい丈夫な石です。エメラルドのような特別な気づかいは要らず、ぬるま湯と中性洗剤、やわらかいブラシでやさしく洗えます。普段使いの指輪にも安心してお使いいただけます。
枠のゆるみや石のぐらつきは紛失の原因になります。気になったら、当店で点検・クリーニングを承りますのでお気軽にお持ちください。

AT KITAGAWA
照明を変えて、色の変化を確かめる
アレキサンドライトの魅力は、実際に光を変えて見たときに最もよく分かります。KITAGAWAでは、太陽光に近い光と白熱灯の下で見比べていただきながら、変色の美しさをご確認いただけます。
希少な石だからこそ、納得して選んでいただきたい。鑑別のことから、お探しの条件まで、宝石鑑定士が常駐してご相談を承ります。
FAQ
アレキサンドライトのよくある質問
どんな照明で見ると、色の変化がわかりますか?
本物のアレキサンドライトか、見分けられますか?
硬さはどのくらい?普段使いできますか?
なぜそんなに高価なのですか?
6月生まれでなくても着けて大丈夫?
CONTACT
光で色が変わる宝石を、実際にご覧ください。
「見てみたい」「相談だけ」も大歓迎です。照明を変えながら、変色の美しさをゆっくりお確かめいただけます。
TEL 054-252-0453/営業 10:30〜19:00/水曜定休
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