結婚指輪はつけ心地が大事?つけ心地を決めるものとは【静岡市】

結婚指輪は毎日身につけるものだから、デザインや強度などにこだわりたい人は多いはずです。しかし「つけ心地」についてはどうでしょうか。
毎日つけるものだからこそ、つけ心地は重視すべきポイントの一つです。つけ心地は、サイズはもちろん、幅や厚み、形状などによっても変わってきます。
ここではつけ心地の良いとされる指輪の特徴を、項目ごとに紹介していきます。常に身につけたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
サイズ感
つけ心地の良を重要視する場合、サイズ感は非常に大切なポイントです。きつめやゆるめ、好みや生活スタイルで選ぶポイントは変わってきます。それぞれのメリットや注意点などを確認しておきましょう。
■サイズの選び方
まずは自分の指の正しいサイズを知ることです。指輪の適正サイズは前後1号あると言われています。つまり、9号サイズがぴったりの人は、きつめの8号からゆるめの10号までが適正サイズです。
専門店で測る場合は、リングゲージを使い、大きいサイズから徐々に号数を小さくして測っていきます。自分に合うと思ったサイズの前後1~2号を、0.5号刻みで確認すると良いでしょう。
指のサイズは、測る時間帯や季節、体調などによって変わることがあります。時間をずらして何度か計測したり、違う日にも計測してみたりすることで、より正確なサイズを知ることができます。
■きつめ
専門店では、ぴったりから少しきつめを推奨しているところが多いようです。外れて落としてしまう心配が少ないですし、隣り合った指との当たり具合も気になりにくいです。
また、メレダイヤモンドなどを配した正面のあるデザインは、くるくると回って向きが変わってしまわないよう、きつめを選ぶのがおオススメです。
ただ、きつめのサイズは着脱が簡単に行えないので、仕事や家事などで外す頻度の多い人には、不便に感じるところがあるかもしれません。
■ゆるめ
ゆるめを選んだ人の多くが、「締め付けが苦手」や「むくみやすいから」といった理由を挙げています。また、関節が太い指のタイプの人は、根元の方が細く、必然的にゆるくなることもあるようです。
その他、将来の体系を考慮して少しゆるめを選ぶという人もいます。付け外しはしやすく、締め付けのストレスも少ないゆるめサイズですが、紛失しやすいデメリットがあります。デザインも正面がないものが良いでしょう。
また指輪は同じサイズでも、幅やデザインでつけ心地が変わります。必ず試着をして、つけ心地を確認するようにしましょう。試着の際は、ピンと伸ばした指だけでなく、手を握ったり開いたり、実際に物を持ってみることをオススめします。
形状
つけ心地は、形状による指当たりも大きく関係します。結婚指輪でオーソドックスな形状は「平打ち」と「甲丸」です。角のエッジが立った平打ちよりも、表面がゆるいカーブを描いた甲丸の方が指当たりが良いと言われています。
特につけ心地の良いとされているのが「内甲丸」という仕上げです。指輪内側の角を丸く削り、指当たりをなめらかにした指輪です。指に当たる面が少ないため、つけているという感覚が薄く、ストレスを感じにくい造りになっています。
むくみによる食い込みが軽減でき、関節を通しやすくつけ外しが楽で、跡がつけきにくいというメリットもあります。しかしその分、外れやすいという注意点もありますので、0.5号ほど小さめを選ぶと良いでしょう。
幅と厚み
アームの幅や厚みもつけ心地に大きく影響します。結婚指輪の幅の平均は、3mm前後です。一般的に幅の細い指輪の方が、指に当たる面積が少なく、つけ心地が軽いと言われています。
細い指輪は装着感が少なく、指輪に不慣れな人も身につけやすいです。ただ、細い分どうしても変形しやすいので注意が必要です。年齢を重ねていくと、華奢すぎると感じることも多いようです。
また、厚みの平均は2mm前後です。厚みも薄いタイプの方がつけ慣れない人にもつけ心地がいいとされています。しかし、やはり変形の心配や、将来的なメンテナンスを考えると、それなりの厚みは必要になってきます。
幅が広い指輪は同じサイズでもきつく感じたり、厚みのある指輪、毎日身につけるには重さが気になったりすることもあるようです。細い幅や、薄いタイプの指輪が希望であれば、変形に強い素材を選ぶようにしましょう。
デザイン
S字やV字のウェーブラインは、つけ心地の良いデザインと言われています。曲線があるため指あたりがなめらかで、隣の指との当たり具合も柔らかく感じられます。
ウェーブラインのデザインには、指を細く見せてくれたり、縦に長く強調してくれたりといった美指効果もあります。デザインは、自分の手指の骨格や、普段の服装に合わせて選ぶことも大切です。
デザインによって着用時のサイズ感も変わります。幅や厚みと併せ、試着による確認は必須です。
まとめ
いかがだったでしょうか。一般的につけ心地が良いとされる指輪の特徴を紹介しました。しかし、つけ心地が良いと感じるものは人それぞれです。
きつめやゆるめのサイズ感で好みが違うように、平打ちの指あたりが硬いものを好む人や、ずつしりと重さを感じたいという人もいるでしょう。
大切なのは、必ず試着をして着用感を確認するということです。好みのデザインや、生活スタイルを考慮した上で、自分にフィットした結婚指輪を見つけてください。