ダイヤモンドを大きくみせる婚約指輪の選び方は?【静岡市】

大切な彼女に贈る婚約指輪「できるだけ大きいダイヤモンドを選んであげたい」と誰しもが考えるはずです。
しかしダイヤモンドは0.1カラット大きくするだけで、値段も大きく変わってしまいます。
ここでは予算内でダイヤモンドを大きく見せる指輪の選び方を紹介します。婚約指輪を選ぶ時の参考にしてみてください。
シェイプを変える
シェイプとは、ダイヤモンドの幾何学的な外観、つまり形のことです。ダイヤモンドシェイプは大きく「ラウンドカット」と「ファンシーカット」の二つに分けられます。
ダイヤモンドのシェイプといえば、上部が台形で下部が三角錐のラウンドカットが一般的ですが、同じカラットのファンシーカットシェイプのダイヤモンドに比べると小さく見えてしまうことが多いのです。
正面から見た時に、面積の大きいシェイプを選ぶと、同じカラットでも見た目のサイズの大きいダイヤモンドになります。特に細長いシェイプが大きく見えるといわれています。
オーバルカット、エメラルドカット、マーキースカット、ペアシェイプなどが深さをあまり必要とせず、細長い外観で同じ価格でも表面積の大きなダイヤモンドシェイプです。
輝きはラウンドブリリアントカットが最も優れていると評されますが、個性的なシェイプのファンシーカットも視野に入れると選択肢が広がります。
セッティングの種類
ダイヤモンドを地金に留める方法、セッティングによってもダイヤモンドを大きく見せることができます。
■爪ありのセッティング
爪でダイヤモンドを持ち上げてセッティングする場合は、小さく少ない爪の方がダイヤモンドを大きく見せることができます。一般的な爪ありセッティングは、4つ爪、6つ爪、8つ爪の3種類です。
6つ爪はティファニー社が考案したため、「ティファニーセッティング」とも呼ばれ人気がありますが、大きく見せるには4つ爪を選ぶと良いでしょう。
しかし、小さく少ない爪でのセッティングは強度も弱くなります。歪みや衝撃によるダイヤモンドの落下の危険は高まりますので注意が必要です。
■ベゼルセッティング
ダイヤモンドを爪ではなく、地金で丸く囲む「ベゼルセッティング」は、ダイヤモンドを大きく見せるセッティングです。ぐるりと縁取られた地金が、視覚的にダイヤモンドの外周と認識され、大きく見えます。
しっかりと固定されているため強度も強く、引っ掛かりも少ないため、日常生活で安心して身につけられるのも魅力の一つです。
■ヘイローセッティング
ヘイローとは、光の輪と言った意味を持ち、ダイヤモンドの周りに小粒のダイヤモンドをぐるりと一周配置したセッティングです。センターストーンを引き立たせる、光の輪をつけたような豪華な印象になります。
小粒のダイヤモンドをたくさん配置すれば予算もかかりますが、ダイヤモンドのカラットを大きくする方が高価になることが多いです。大粒のダイヤモンドは非常に希少価値が高いのです。
アームの選び方
ダイヤモンドの形や留め方だけでなく、アームの幅や色でもダイヤモンドの大きさの印象が変わります。アーム(腕)とはリングそのものの部分のこと、使われる素材で定番なのはプラチナです。
アームの幅は太いものよりも、細いものを選んだ方がダイヤモンドが大きく見えます。特に石を留める付近、シャンク(肩)部分に向かって細くなるデザインは、よりダイヤモンドを強調します。
また、人気素材のプラチナは、白い輝きがダイヤモンドと相性が良いとされていますが、イエローゴールドやピンクゴールドなどの素材と組み合わせることで、色のコントラストが生まれダイヤモンドを際立たせることができます。
デザインで大きく見せる
デザインによってもダイヤモンドの見え方は変わります。大きく見せるデザインのポイントを紹介します。
■メレダイヤモンドを添える
センターストーンの両側に二つ以上のメレダイヤモンドを飾ることで、輝きを大幅に増やし、ダイヤモンドの存在感を演出します。
センターダイヤモンドを引き立てるように、サイズのメリハリがつく、小粒のメレダイヤモンドを配石することがポイントです。金額以上の効果を発揮してくれるおススメの方法です。
■エタニティタイプの場合
エタニティタイプのデザインを希望する人は、アーム全体をぐるりと一周ダイヤモンドを配石するフルエタニティより、アームの半分だけ配石するハーフエタニティを検討してみてはどうでしょうか。
ハーフであれば使うダイヤモンドの数は単純に半分、見える部分に石を集中させることにより、同じ予算でカラットの大きいダイヤモンドを選ぶことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。予算を大幅に増やさなくても、ダイヤモンドを大きく見せる方法やデザインはたくさんあります。金額よりも、良いものを贈りたいと考える気持ちがパートナーも嬉しいはずです。
また、ダイヤモンドを大きく見せるためには、輝きを維持するということも重要なポイントです。クリーニングなどのアフターサービスの内容も、購入前にしっかり確認しておきましょう。
婚約指輪はずっと身につける一生もの、年齢を重ねた指には、大きなボリュームのある宝石の指輪の方が似合うと言われています。長年寄り添うパートナーのために、予算内で後悔のない指輪を選んでください。