婚約指輪のお返しは何を選ぶ？予算や贈るものとは？【静岡市】

頂きものには“お返し”をするというマナーがありますが、婚約指輪も例外ではありません。

かと言って、必ずお返しをしなくてはいけないというルールがあるわけでもないですが、婚約指輪をもらった女性は「彼にお返しをしてあげたい」という気持ちを持つ人も多くいます。

今回は、婚約指輪のお返しをするのであれば知っておきたい相場や、お返しで選ぶものについてご紹介。婚約指輪のお返しで悩む人のヒントになる内容です。

みんな婚約指輪のお返しはしている？

『ゼクシィ』が婚約指輪をもらった人を対象に行ったアンケート調査によると、「お返しをした」と回答した人は58%と、半数以上の人がお返しをしていることがわかりました。

理由としては「指輪をもらってうれしかった気持ちをお返しで表したいと思った」「私が大切にしたいと思えるものをもらったから、彼にも同じような気持ちになるものを渡したかった」などの声があがりました。

そもそも婚約指輪は、婚約の記念品として贈られるものであるため、お返しであっても、女性から男性へ婚約の記念品を贈ることは、夫婦関係が良好になるような贈り物と言えます。

お返しにふさわしい金額とは？

一般的にお返しと言うと、いただいた額の半額である“半返し”が基本です。ゼクシィが2018年に行った『ブライダル総研結婚トレンド調査』によると、婚約指輪の平均金額は41.9万円。

そのため、半返しをするとなると、20万円くらいが相場となります。

しかし、結婚をするのは何かと物入り。婚約中も新生活のための準備や挙式費用がかかり、結婚後にもまとまったお金が必要になる場合もあります。

このような費用を見込んで、お返しは婚約指輪の3割程度の金額や、婚約指輪の金額を基準にせず、自分の収入に見合う価格をお返しにするケースもあるそうです。

また、5割以上の金額でお返しをするという女性もいます。理由としては、「挙式代を払ってもらうから」「良質なものを身につけてほしかったから」「安いものは婚約記念品としてふさわしくないから」などの声があげられました。

金銭感覚は人それぞれ。自分の気持ちや収入に無理のない範囲でお返しの金額を決めていきましょう。

お返しに贈るものとは？

婚約記念品として男性から女性に贈るものとしては、ダイヤモンドがあしらわれた婚約指輪が定番ですが、男性へのお返しには定番と呼べるようなものがありません。先輩花嫁の意見をもとに、お返しには何を贈るべきなのかを見ていきましょう。

腕時計

男性が仕事やプライベートの場面でも終始身につけやすいアイテムと言えば腕時計。『マイナビウエディング』のアンケート調査によると、約半数の48%の人が「腕時計を贈った」と回答しました。

お返しにちょうどよい金額であることと、長く使えるものであることも選ばれている理由ですが、「これからの結婚生活を一緒に時を刻んで歩んでいこう」という意味合いを込めて贈る人もいるそうです。

また、腕時計はメッセージや記念日、イニシャルなどを刻印することもできるので、婚約の記念品やお返しにぴったりなアイテムと言えます。

スーツ・靴

スーツを着用して勤務している彼には、ビジネスで使えるスーツや靴をお返しに選ぶ人も多いようです。

毎日のように身につけるものだからこそ、実用的で男性側からも高評価。

高級なスーツをセットアップで揃える場合もあれば、何着かのスーツや小物をまとめ買いするような形でプレゼントすることもあるようです。

また、スーツを着用する職業ではない彼には、結納や両家の食事会で着用できるようなフォーマルなスーツをプレゼントするケースもあります。

フォーマルなスーツは結婚後も着用する場面があるもの。長く使えるアイテムとしてスーツは選ばれています。

財布

女性は財布を定期的に買い替える場合が多いですが、男性は1つの財布を長い期間使う傾向にあります。

そのため、婚約指輪のお返しに財布を選ぶ人も多いようです。財布は毎日のように持ち歩くため、彼の好きなデザインや使い心地、持ちたいブランドを重要視して選ぶことがオススメです。

筆記用具

男性にとって良質な筆記用具を持つことも、ビジネスのうえでは大切なこと。万年筆など、なかなか簡単に手が出ないような筆記用具は、男性ももらってうれしいプレゼントです。

職業柄いつも筆記用具を身につけているという彼には、実用的でありながら使い心地がいいものをチョイスしてみてはいかがでしょうか。

婚約のうれしい気持ちをお返しにして渡そう

婚約指輪のお返しは、彼のほしいものをプレゼントできるきっかけでもあります。サプライズで準備をすることもいいですが、彼に聞いて選んでもらう方法もあり。

中には、趣味のギターやカメラ、通勤で使うためのバイク、新婚旅行のための旅行券を贈ったという方もいました。定番のアイテムに縛られず、彼の思いを尊重してお返し品を決める方法もオススメです。

お返しは必ずしなくてはいけないものではないものの、お返しには女性の婚約に対する前向きな気持ちを表現できるもの。お返しを考えているのであれば、ぜひ今回の記事を参考にお返し品を考えてみてはいかがでしょうか。